合戸孝二の魅力
狂気の男
ボディビルに興味のある方なら誰でも知っている合戸選手。
50歳を超えた今もなお日本トップレベルのビルダーです。
あのゴツゴツとした上半身はまさに怪物。
鬼神の如くトレーニングをし続ける合戸選手は狂気の男とも呼ばれます。
静岡にいたころジムのオーナーが合戸選手と非常に仲が良かったので、何度かお見かけしたことがありますが
まじででかいす。
ターミネーターみたい。
今回合戸選手の魅力について書いていきたいと思います。
超ボリュームのトレーニング
合戸選手のとてつもない量のトレーニングは有名です。
ピラミッド方式をとり、10レップ×10セット以上追い込みます。
3セットとかじゃないですよ。多いときは20セットとか。
奥様の追い込みも恐ろしいです。
狂気の男シリーズですが、特に解説はなくひたすらトレーニングに打ち込む映像が盛りだくさん。
これくらいやらなきゃこの肉体は手に入らない、とまざまざと思い知らされます。。。
もちろんやる気でます!!
ボディビル魂
凄まじいトレーニングに打ち込むあまり、眼圧がかかりすぎて合戸選手は左眼を負傷してしまいます。
手術をしなければ失明、、、
ボディビルをとるのか、、視力をとるのか、、、
絶対王者の田代選手から何としてでもミスター日本を奪取したかった合戸選手は常人では考えられない究極の決断をします。
ボディビルをとる
手術をするためには医療用のステロイドを使わなくてはならず、ドーピングに引っかかってしまいます。
ナチュラルを貫き通し、何としてもミスター日本を取りたかった合戸選手は、視力よりもボディビルを選びました。
普通の人では考えられませんよね。
片目を失明してでもナチュラルを貫き、日本一になる。生き様がかっこよすぎます。
念願のミスター日本へ
究極の選択をして、2005年の全日本で田代選手との対決を迎えます。
01−04まで優勝したミスターパーフェクトの田代選手。
彼がいたために、辛酸をなめてきました。
これは名勝負です。 感動。
悲願の優勝を果たし、07−09も日本選手権を優勝します。
不死鳥のごとく
14年の日本選手権ではトップ3位から外れ、体力の限界もささやかれました。
私も大会を観にいきましたが、たしかに萎んだかなといった感じはありました。
この年は山田選手がすごかったですね。
2014年のフリーポーズ
ですが、狂気の男は違います。
15年の日本選手権では前年の仕上がりが嘘のように、モリモリのゴリゴリになって現チャンピオンの鈴木選手を追い詰めました。
合戸選手は年齢の壁というものがないのか、、、と感じるくらい凄まじい肉体でした。
50歳を超えた肉体なのか、、、と衝撃を受けましたね。
この大会は合戸選手のときの歓声がすごかったですね。
ですが、、、2016年の日本選手権は肩の怪我があり欠場します。
今年も観たかったんですけどねぇ。
来年はまたレベルアップしてカムバックしてくれることを楽しみにしています!
このバースデーは必見です。